<br> 1話<br>


1話




ここ私立桜蘭学院は…



一に家柄…



二にお金…



そんな超お金持ち学校だった。



ボクはそんなお金持ち学校に入学した。



ボクのクラスは1年A組で、今は自己紹介をしていた。




………




「え〜と、です。よろしく。」



あ〜疲れる;あの賭けにさえ負けなければ…。


後ろにはドッペルゲーンガズいるしさぁ。


ホント早く終わってほしい;



「……藤岡 ハルヒです。」



…ん?藤岡…ハルヒ?もしかして!!



ー放課後



は、帰ろうとしている藤岡ハルヒを呼び止めた。




「ねぇ、間違いだったらごめん。ハルヒだよね?だよ覚えてる?」


「……えっ!?いつ日本に帰ってきたの!?」



ハルヒの反応を見て、はやっぱり自分の友達のハルヒだということがわかった



「あはは、やっぱハルヒだ!つい最近だよ(笑)」



ハルヒとは小さい頃からの親友だったのだ。


二人は、このあと途中まで一緒に帰ってから別れた。




………




ー夜



そういえば、お隣さんに挨拶してないなぁ。


よし、行くか。



は最近ここのアパートに越してきたばかりでだった。


そして、忙しかったということもあり隣の人に挨拶をしていなかった。



コンコン



「はーい、どちら様ですか?」


「隣に越してきたですけど…。」



ガチャッ



ドアが開いた。でも隣の人はの顔を見るなり叫んだ。



!?」


「は?…ハルヒ!?」


「隣に越してきたのだったの!?」


「あはは、、みたいだねぇ…。」



二人は思った。



こんな偶然あるんだねぇ…;




………




ー次の日



「やっと授業終わったね。」


「ねぇ、疲れた;あっ折角だしこの学校になにがあるか調べてみない?」


「うん、いいよ。」



それから二人はいろいろな場所に行った。


そして最後に、南校舎の最上階にある第三音楽室に行くことにした。


…でもボク達はあそこに行った事を、今でも後悔していた


それは、なにがあったというと…


扉を開けるとそこにあったのは


ホスト部でした。



『いらっしゃいませ』



ビクッ!?;;



『なんだ男か…ちっつまんないの。』


「こらっ口を慎め、男だって大切なお客様だろーが。


桜蘭ホスト部にようこそ!!世にも稀な特待生の君!!藤岡ハルヒ君!!」


『え…なんで名前…。』



財ある者は暇を持ち



かくしてホスト部とは暇をもてあます



高等部美麗男子6人が…



同じ暇な女をもてなしうるおわす



超お金持ち学校独自の



華麗なる遊戯



なのでありました…




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