<br> 1話<br>



1話




ー数日後



はすでにアカデミーになれた。



そして、毎日のようにナルトをからかって遊ぶのが楽しみになっていた。



今日は、なにして遊ぼうかなぁ〜♪



今日もそんなことを考えていたら、目の前に慌てながら走っているナルトを見つけた。



にやっ



は笑った。そして…。



「ナルトーおはよ!」


「あっ!おはよってばよ!!(あーだ…。コイツなにしてくるかわかんねぇーんだよなぁ。それに…。)」



ナルトは表と裏で全く違うことを考えていると、突然に呼ばれた。



「ナルト」


「なに?」


「愛してるよ?」


「///!?(はぁ…やると思った。てか、毎回厭きずによくやるなぁ…;)」



表のナルトと違い素の方はあらかじめ予想していたので、そこまで驚かなかった。


それどころか、逆に呆れていた。



クスッ



今回は、これで終わりじゃないんだよ。ナルト君♪



次の瞬間、はナルトに抱きついた。



ぎゅっ



「わっ!!!?;(はっ!?急になにしてんだコイツ;)」



これには、さすがの素の方も驚いた。


そして、ナルトの顔はさっきより赤くなっていた。



カシャッ!



どこからかシャッター音が聞こえた。


そして、周りを見てみるとカメラを持ったが笑顔でこっちを見ていた。



「…さん?;(あーやっぱり、こいつは…。)」



そしての方はというと、ナルトの反応がかなり面白かったのか爆笑していた。



「あははははははっ!!」


「………。」


「もうダメ、我慢できない!!ナルト面白すぎ〜!!

さてこれはじーちゃんのとこに持って行こうかなぁ♪」


「……、それはマジでやめろ。」



ナルトが素で話していた。



「あはははは……っ…!?;」



なんで!?あっ…やば;



内心冷汗を掻きながら、は白をきろうとした。



「ナルト、私って名前じゃないよ。てか、誰?」


「(まだ、言うか…;)

おい、もう正体気づいてんだよ。いい加減あきらめろよ;」



…やっぱ、だめ?(苦笑)



そしては、仕方なく諦めることにした。



「…はぁ。てかさぁ、あんまって言わないでほしいんですけど(苦笑)」


「…お前が、諦めわりぃからだろ;」


「それにしてもナルト君は私がだって何時から気づいてたのかなぁ?(笑)」



は笑顔で言う。



「……。(その笑顔がこぇーよ;)

あーつい最近?てか、最初から違和感あったし。」


「ちっ気付くなよ。」


「(…舌打ちすんなよ;)無茶言うな;」


「ねぇ蒼鹿にもバレてる?」


「いや、アイツは気付いてねぇよ。(多分)」


「んじゃ、蒼鹿でいいや。」


「は?なにが。」


「あはっ秘密v」


「なっ;」


「あはは、まぁ蒼鹿が可哀相とか思うなら自分のせいだ思ってねv 江狐が気付いたのが悪いんだし〜♪」


「はぁ!?なんで、オレのせいなんだよ!!」


「なんとなく?(笑)」


「………。(なんとなくでオレのせいかよ;…まぁ、あとで蒼鹿に言っとくか。)」


「あっそうそう、間違って蒼鹿に言うなよ。もし言ったら…コレねv(笑)」



ゾッ…



は、自分の首を切る真似をした。


顔は笑っているので、それが尚更恐かった。



「あっ…ああ;(許せよ蒼鹿。オレはまだ自分の命の方が惜しいわ;だから、早くコイツの正体に気付け!)」

















Top・Back・Next